MENU

赤ちゃんがいる家庭の防災セットは何を選ぶ?ベビー向けセットを中身で比較

当ページにはアフィリエイト広告が含まれています。

赤ちゃんがいる家庭の防災セットは、「ベビー向け」という名前ではなく、今使っている物がどこまで入っているかを確認して選びます。

今回比べる3セットには、実際の育児用ミルクや紙おむつそのものは入っていません。マザーバッグへ足す小型ポーチ、赤ちゃん用品を箱にまとめた追加セット、水・ライト・寝具まで含む一式型という3つのタイプがあり、哺乳ボトルや湯沸かし器、保存食が入っていても、それだけで授乳や食事の備えが完成するとは限らないのです。

まずは、3セットに何が入っていて、何を家庭で足す必要があるのかから見ていきましょう。

目次

ベビー向け3セットでも、育児用ミルク・紙おむつそのものは入っていない

今回比べる3セットは、ピースアップ「EVERSAFE BA 赤ちゃんのための防災セット」、LA・PITA「BABYBOX」、LA・PITA「SHELTERベビー(M10)」です。3セットとも、公式のセット内容を確認すると、実際の育児用ミルクと紙おむつそのものは含まれていません。

「BOSおむつが臭わない袋」のような防臭袋は3セットすべてに入っていますが、これは使用済みおむつを密閉するための袋であり、紙おむつ本体ではありません。同じように、使い捨ての哺乳ボトルや湯沸かし器が入っていても、ミルクを使う家庭では、ボトルの中に入れる育児用ミルクそのものを別に備える必要があります。

セット名や商品説明の「ベビー向け」という言葉だけで判断せず、まずは中身の一覧を見ることが最初のポイントになります。では、3セットは具体的にどう違うのでしょうか。

同じベビー向けでも「追加型」と「リュック一式型」がある

3セットは、大人側の備えとどう組み合わせるかで役割が分かれます。EVERSAFE BAとBABYBOXは、赤ちゃん用品だけをまとめた追加型です。一方でSHELTERベビーは、保存水やライト、簡易トイレなど大人側の一般的な防災用品まで含む一式型になっています。

EVERSAFE BA|マザーバッグに足しやすい小型ポーチ型

EVERSAFE BAは、縦210×横250×厚さ100mm、本体重量約130gのポーチにまとめられたセットです。この130gはポーチ本体の重量で、セット全体の重量ではありません。中身は、使い切り哺乳ボトル3個、5回使える湯沸かし器、おしりふき、防臭袋、防寒アルミシート、ハイハインなどで、マザーバッグや大人用の防災バッグにそのまま追加しやすいサイズになっています。

BABYBOX|約1kgの箱に哺乳・衛生用品をまとめる

BABYBOXは、収納ダンボールを含めて約1kgの箱にまとまったセットです。使い切り哺乳ボトル4個、5回使える湯沸かし器、おしりふきシート80枚、コットンガーゼ、防臭袋、歯磨きナップ、オイル付き綿棒、使い切りスタイなどが入っており、EVERSAFE BAと同じく、赤ちゃん用品だけを一つにまとめた追加型です。

SHELTERベビー|約5.9kgで水・ライト・寝具まで一つにまとめる

SHELTERベビーは、容量30Lのリュックに、保存水500ml×5本、手回し充電のダイナモライト、防災エアーマット、簡易トイレ、レインコート、圧縮あったかブランケットなど大人側の一般防災用品と、哺乳ボトルや湯沸かし器といった赤ちゃん用品をまとめて詰め込んだセットです。総重量は約5.9kgで、大人側の一般防災用品と赤ちゃん用品を一つのリュックにまとめたい家庭の候補になります。

大人用の防災セットがすでにあるかどうかで、選ぶタイプが変わってくることが見えてきました。次は、3セットの中身をもう少し細かく見ていきます。

3セットの違いは「授乳用品・衛生用品・大人用備えまで入るか」に出る

ここまでの内容を、哺乳用品と紙おむつの有無、次におしりふき・防臭袋・食品、最後に水やライトなど大人側の防災用品まで含むかという順で表にまとめます。

セット名価格(税込)形・役割哺乳関連紙おむつおしり・防臭食品・対象月齢大人用防災用品主な不足・注意
EVERSAFE BA4,950円ポーチ型・追加(マザーバッグ等に追加)使い切り哺乳ボトル×3、湯沸かし器POT5回分なしおしりナップ22枚、防臭袋15枚ハイハイン、対象月齢の表示なしなし育児用ミルク・紙おむつ・保存水は別途
BABYBOX4,290円箱型・追加、約1kg使い切り哺乳ボトル×4、湯沸かし器POT5回分なしおしりふき80枚、防臭袋15枚ハイハイン、7か月頃からなし育児用ミルク・紙おむつ・保存水は別途。ハイハインは7か月頃から
SHELTERベビー(M10)14,580円リュック一式型、約5.9kg使い切り哺乳ボトル×4、湯沸かし器POT5回分なしおしりふき72枚、防臭袋15枚保存クッキー、赤ちゃん向けの対象月齢表示なし保存水500ml×5、ダイナモライト、簡易トイレ、防災エアーマット等育児用ミルク・紙おむつは別途。赤ちゃん向けの対象月齢表示がある食品は確認できず

価格は各商品の公式直営サイトで確認した税込価格です。楽天市場の販売価格は購入前に商品ページで確認してください。

こうして並べると、3セットとも哺乳ボトルと湯沸かし器は入っていても、育児用ミルクと紙おむつは入っていないことが分かります。違いが出るのは、大人用の防災用品まで一緒に持つかどうかという点です。大人用の防災セットをすでに持っている家庭なら、EVERSAFE BAやBABYBOXのような追加型を組み合わせる方法があります。まだ何も用意していない家庭は、SHELTERベビーのような一式型から検討する方法もあります。

赤ちゃんの防災セットはセットと月齢用品を組み合わせて完成させることを示す3ステップ図解

ミルクを使う家庭は、哺乳ボトルと湯沸かし器だけでは足りない

3セットとも、使い切りタイプの哺乳ボトルと、5回使える湯沸かし器POTが入っています。これらは「消毒せずにすぐ使えるボトル」と「お湯を沸かす道具」であって、ボトルの中に入れる育児用ミルクそのものではありません。

ミルクを使う家庭では、普段の授乳方法に合わせて、実際に飲ませる育児用ミルクを別に備える必要があります。粉ミルクと乳児用液体ミルクの違いは、災害時のミルクの備え方を比較した以下の記事で確認できます。

保存食は月齢を見る|BABYBOXのハイハインは7か月頃から

BABYBOXに入っている保存食「ハイハイン」は、LA・PITA公式の商品説明で「7ヶ月頃から食べられる」とされています。EVERSAFE BAのハイハインには対象月齢の具体的な表示が確認できませんでした。SHELTERベビーに入っている保存クッキーについては、メーカーの商品説明で赤ちゃん向け食品としての対象月齢は示されていません。

「保存食が入っているから安心」ではなく、その保存食がメーカーの表示上いつから食べられるものなのかを確認する必要があります。BABYBOXのハイハインには「7ヶ月頃から」という表示があるため、今の月齢に合うか確認が必要です。離乳食の進み方には個人差があるため、月齢だけで一律に判断せず、普段食べている物を基準に考えることが大切です。

紙おむつ・着替えはセット任せにできない|普段使いから足す

3セットとも、使用済みおむつ用の防臭袋は入っていますが、紙おむつそのものは入っていません。内閣府「自然災害への備えは万全ですか?チェックしてみよう!」では、乳幼児がいる家庭について、哺乳瓶や紙おむつなどをあらかじめリュックに入れて持ち出せるよう準備しておく案内がされています。こども家庭庁「避難所等で生活している妊産婦、乳幼児の支援のポイント」でも、離乳食、育児用ミルク、おむつなどは乳幼児に必要な物資として個別に挙げられています。

紙おむつはサイズも使用量も家庭によって違うため、「何枚あれば正解」と一律に決めることはできません。今使っているサイズと種類を基準に、セットとは別に用意しておく形になります。着替えについても同じで、普段使っているサイズの服を、季節に応じて何枚か追加しておくと安心です。

防災セットが届いたら、普段のマザーズバッグと並べて確認する

防災セットが届いたら、今使っている紙おむつやおしりふき、着替え、授乳に必要な用品、必要ならミルク、離乳食用の食具などを、普段のマザーズバッグと並べて見比べてみます。

「セットに入っているから不要」ではなく、普段使っている物と照らし合わせることで、今の赤ちゃんに足りない物が具体的に見えてきます。

この確認は一度作って終わりではなく、月齢が進んだタイミングで見直すことになります。

大人用セットがあるなら追加型|水・ライトまで一緒に持つなら一式型

ここまでの内容を整理すると、選び方の軸は大人用の防災セットをすでに持っているかどうかになります。大人用の防災リュックがすでにある家庭は、EVERSAFE BAやBABYBOXのような追加型で、授乳・衛生・防寒に関わる赤ちゃん用品を足す形になります。

大人用の備えがまだない家庭は、SHELTERベビーのように保存水やライトまで含む一式型から検討し、赤ちゃん用品と大人側の一般防災用品を一度にそろえる方法もあります。

どちらのタイプでも、紙おむつや着替えなど今使っている用品は家庭側で追加します。ミルクを使う家庭では、普段の授乳方法に合わせた育児用ミルクも別に備えます。

まとめ|ベビー向けセットは「今の月齢で足りない物」を足して完成させる

今回比べた3セットは、ベビー向けと書かれていても、育児用ミルクと紙おむつそのものは入っていない構成でした。哺乳ボトルや湯沸かし器、防臭袋、保存食が入っていても、それぞれ役割が違います。紙おむつは今使っているサイズを、ミルクを使う場合は普段の育児用ミルクを、それぞれ別に用意する必要があります。

セットの中で違いが大きいのは、大人用の防災用品まで含むかどうかという点です。大人用のセットがすでにあるなら追加型、まだないなら一式型を候補にしつつ、最終的には今の赤ちゃんの月齢や普段の授乳方法、使っているおむつのサイズに合わせて、家庭で足りない物を追加していく形になります。

この記事が参考になったら、シェアしていただけると嬉しいです。
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

防災用品を、住まい・人数・困りごと・予算などの条件から比較しています。官公庁・メーカー公式情報などの一次情報を重視しています。

目次